<(多頭飼いメモ) たぬ戦記1 続き>
漢の証である「おたま」をどこかに忘れてきた「たぬぅ」。
お医者の説明によると、先天的に「おたま」が袋まで下りてこなくて
体内にとどまるような子がごくまれにいるらしく、
そういうケースの場合、去勢手術は女子のように開腹手術となり、
膀胱からずっと、「おたま」のありかを探すような形式になるとのこと。
はぁ、そうですか。と、理解の範疇を超え、とまどいながら帰宅した。
「ごはん♪ごはん♪ごはん♪パパ遅いよー!」
11月13日(月)続き
帰宅すると留守番電話に
「たらさん、ごめぇ〜〜ん。怒られるかもしれんわ!!言わなあかんことがあるねん。
帰ってきたらすぐに電話ください」
と、例のおばあさんからの意味深なメッセージが残されていた。
「あっ!パパ来た!!」
急いで電話をしてみると、おばあさんの記憶に大変な誤りがあったとのこと。
・10月末に保護したのは、女の子(=不機嫌ちゃん)のほう。
・7月にボランティアさん経由、里親さんに一度出され、帰ってきたのは男の子(=たぬ)
つまり、たぬは7月〜10月に[ボランティアさんち]→[里親さんち]→[ボランティアさんち]と行って帰ってしていたのだが、
帰ってきた[ボランティアさんち]で少し長くいたらしい。
「ボランティアさん」は、たぬが里親さんちからあまりに早く返されてしまったので、
おばあさんに対し「悪いなぁ」という思いがあり、
良心から、「とりあえず預かり中に去勢手術だけでも」と思われ、
それが済んでからおばあさんちに「申し訳ない。里親が見つかりませんでした。」と返したとのこと。
「@”#$%&’()=!!」
『大変な勘違い』がなぜ発覚したかというと、
当日(11月13日)に、おばあさんちに、別の猫の往診に訪れた獣医さんに、
「こないだ保護した男のノラちゃんをしばらく預かってもらえることになった」
と話したところ
「は?いやいやおばーさん。こないだ保護したのはこの女の子のほうでっせ。
捕獲するときに私も手伝いましたやん。」
と言われ、おばあさんは青ーくなったそうで。
「そうやったかいな!」とボランティアさんちにあわてて電話したところ、
「確かに、お預かりして返したのは男の子ですよ。
去勢手術もすませましたとお伝えしたと思いますが・・・・」
きょ、去勢手術!?!たいへんやー!!(←それも忘れていたらしい。)
と、私たちがひょっとして去勢手術にでもお医者に連れて行ってたら大変だと思って
相当あせられたそうで。
(昨日の晩預かって、今日いきなり手術するわけないのですがね。)
というわけで、たぬの「おたま」は人為的に取り除かれていたことが判明。
ひとまず、ほっとしたのもつかの間。
我々の、たぬに対しての認識が
「生まれて半年、お外で暮らしていた野良猫」
から
[誕生]−[2ヶ月野良]−[おばあさんち]−[ボランティアさんち]−[里親さんち]−[ボランティアさんち]−[おばあさんち]−[我が家]
と、流浪の猫生の背景を知ってしまい、とても複雑な心境に陥ることとなった。
その晩、お医者の教え通り、まめぎこと隔離するため、
ケージを2Fのリビングに移動させて「レンジでチンしてぽっかぽか」を設置し、
1人で寝てもらうことにした。
ケージの中で、「ぽっかぽか」の上にちょこんと座るたぬ1人。
まだ緊張しているのか、怖いのか、ちっとも鳴かない。
”円卓”にしてからごはんを仲良く食べられるようになりました。
「三つ葉柏スタイル」とでも名づけましょうか。
ほほほ、円卓の3匹、みんなかわいらしいでんな。大きさが違うけど・・・。
たぬは、いろんな好意の人の間を渡り歩いただけで、長いことノラでなくてよかったと思いました。
それはそれで一安心です。
たぬは今まで落ち着ける場所がなかったので遠慮がちなのでしょうか(心なしか、顔もそう見える)
上から見るとまめちゃんのでかさが引き立ちますね(笑)

